北の王子 暗殺

北の王子が暗殺された。

いろいろな理由が言われているが、ひとつ間違いないのは、現政権が末期状態ということ。

恐怖政治は短期間なら統制できるが、長期間には耐えられないようになっているのは、その歴史が証明している。

人々が恐怖に屈するのは、

理由A 「自分や家族が大切」  だから

行動 「支配者のいうことを聞く」。この時点では忠誠を誓う。

しかし、恐怖政治が進んでいくと・・・。

側近でも身内でも、誰でも殺される。すると・・・。

行動 「次は自分だ。それなら殺される前に、殺してやる(逃げる「脱北」という選択肢あり)」忠誠の真逆の心になる。

理由A 「自分や家族が大切だから」

理由は同じままだけど、方向性が変わっていく。

しかし、支配者を殺すチャンスなど基本的にはない。そのため、ほとんどの人は、忠誠を誓うふりをして、機会をうかがう。

同僚にも友人にも、誰にも言えない。お互いが疑心暗鬼になっているため。

しかし、その疑心暗鬼が解ける場面がひとつある。それが、「大義名分」を得ること。

そのために、支配者が恐れるのは、その反乱分子が、「大義名分」を持つこと。

現王様は本来の王様ではなく、長男の王子こそが、本来の王様で、あの方なら、我々を優しく扱ってくれる、というようなことを大義名分に、かざされると、その旗の元に、人々が結束して、巨大な反乱勢力となる(長男の王子は、同意して行動する必要はなく、ただ、どこかで生きていればよい)。

支配者は、人民が「結束」するということが、もっとも恐ろしい。故に、その大義名分を事前に、潰しておく必要がある(死か自分の手元で監禁・監禁後はやがて死)。

歴史の転換点には、高確率で「大義名分」が存在している。

長男の王子が、世に出てこようとしていようが、していまいが、その人の意思は、一切、関係ない。大義名分の道具になる可能性さえあれば、それだけの理由で、潰しておく必要がある。

そのため、亡くなられた王子のお子さんも、真ん中の王子も危険。母が同じだろうが、仮に仲良しであったとしても関係ない。支配者の心は、疑心暗鬼という鬼に支配されているため。

歴史の本で読む、紀元前から続いている事象が、現代で、となりの国で起きている。

紀元前から続く、その歴史の流れから行くと、その政権は、完全な末期状態にある。