中朝国境に中国陸軍15万集結というつくり話から第一段階の可能性を考える

本日も取引ありません。

防御態勢中につき、現在、ほとんど現金化をしており、取引はしていません。そのため、4月は不定期更新で、取引をした場合にトレードブログを更新します。

 

朝鮮有事について、続編を期待する声をいただいて、再び、書いてみました。

事態は、おおかたの予想通り、かなり深刻な状況となってきました。

A、朝鮮半島近海に、アメリカの第一空母打撃群が展開を始めました。更なる後続群もあるようです。
B、中国、鴨緑江(中朝国境)に中国陸軍15万が集結、その後、中国外交部はこれを否定しました。

前回の記事において、Aは、第一段階において、Bは、第二段階において、それぞれ予想の範疇でした(Bは、今の時点ではつくり話でしたが)。

Bはつくり話とのことですが、たしかに、戦争時はいろいろな誤報が飛び交います。しかし、Bは、ただの愉快犯的なつくり話が表に出てきただけなのでしょうか?

私は、何かの目的を持った組織が故意に、この話を流した可能性があると思います。

具体的に言うと、中国自身がこのつくり話を故意に流した可能性があります(第一段階での成功確率を上げるため)。

以前に書いた、私の3月23日の記事での第一段階を、ついに中国は、それを秘密裏(成功しない限り、表には出ないはずです)に実行に移す(既にした?)可能性が高いのだと思いました。

アメリカの強烈なピストルが北に向き始めました(アメリカの第一空母打撃群が展開中)。これに輪をかけるように、中国軍も展開をしたという噂を流して、北の支配者に強烈な圧力をかけます。

中国までもが、北への攻撃に加わるというのは、北の想定外の事態のため、その効果はたいへん大きなものになると思われるからです。

故に、ピストルの役割を、(架空の)中国軍もすることにより、より強力なピストルとした可能性があります。

なぜ、架空なのかというと、中国軍が「今の時点で」動くには、アメリカに配慮をする必要があり、もしも「今の段階」で中国軍が実際に動く時は、事前にアメリカに伝える必要があり、また、中国軍が実際に動くには、まだ少し早い段階です。
※実際に、北とアメリカで開戦された場合は、第二段階であり、アメリカへの中国軍の配慮はなくなる可能性があります。

また、それとは別に、中国はもしも事態が変わる場合も想定して、北の味方をするオプションも残しておく必要があるため、今の時点では、実際の軍を動かすのではなく、その効果だけが出ればよいので、つくり話が最善なのです。

そのため、事実ではなく、架空のつくり話として、北に伝わるようにした可能性があります。

その上で、中国は、現代のレキ食其(れきいき)のような人物を、北に送ります(もう送った?)。

※レキ食其(れきいき)とは、楚漢戦争期(前漢の前)の説客で、弁舌の天才。斉の七十余城を、その弁舌だけで漢に帰順させた人物です(後に同僚が功にあせり反故)。

当然、中国軍の展開の話は、事実ではなかったということは、すぐに北でもわかりますが、一度、「中国軍までも展開して、北に向かってくるかもしれない」という現実の脅威を「脳裏に抱かせる」ということは、とても効果的であり、現代のレキ食其(れきいき)なら、その中国軍のつくり話を、説得時に、今後は、本当にこうなるということを、巧妙に話し、架空の中国軍を、あたかも本物のピストルと仕立て、絶大な効果を発生させるのです。

古来より、流言をひとつの作戦としたのは、兵法の基本中の基本です。援軍が来ないのに、援軍が来たという流言を流し、敵を逃走させたり、ないものを、敵にあると思わせることによって、敵の考え方を、自分たちの都合のよい方向に変えるのです。

中国は、兵法の大家のお国柄です。これくらいのことは、当然にして行うと思います。

 

一方で強力なピストルを向けたわけですから、当然、もう一方は甘い話をします。

以前、読んだ本で、外交の説得は、脅迫なら、ある程度、誰にでも出来、優れた説客は、脅迫を交えながらも、その相手の行動によって、相手の栄誉が称えられる方向の話をするようです。

そのため、ここでの説得は、亡命すれば、「あなたの命が助かる」という説得ではなく、北の支配者が亡命することで、戦争が回避され、北の人民2000万人以上の命が助かる。これだけの人の命を救った人物は、古今東西、聞いたことがない。すべてのものを投げ出しても、祖国の人民を助けたかった英雄。

なお、説得は、核の放棄 → 第三国への亡命という順です。前者は実行する確率は激低のため、省略しています。

北の支配者の亡命説得ですが、確率は高くないと思いますが、まったくあきらめる程ではなく、やってみる価値は十分にあると思います。

北の支配者は、国内において、孤独です。ある意味、孤立しています。その国内での粛清の嵐が、それを物語っています。

長くなるので、割愛しますが、なぜ?アメリカに宣戦布告のようなことを発表したのか、なぜ、アメリカの第一空母打撃群が展開してくる中でも、強硬姿勢を前面に出して、力には力と言うのでしょうか?

体制維持のために、国内的に、言わざるをえないからだと思います。あれらの発言は、国外的に発表していますが、北の支配者の真の意図は、国内に向けて言っているのだと思います。

そのため、孤立している今、この状況で、説得をしてみる価値が十分あると思います(確率は高くありませんが)。

中国の朝鮮半島問題特別代表がソウルに行き協議。李克強首相も朝鮮問題において日本と連携すると発言。あたかも、北との交渉は、もはやあきらめた、というような報道ですが、せっかくの北とのパイプがある中国が、この現状を指をくわえて見ているだけというのは、ありえないと思います。

とりあえず、第一段階である北の支配者の第三国への亡命を期待したいと思います。

 

アメリカのティラーソン国務長官が、12日にロシアを訪問します。会談結果にもよりますが、その会談以降は、北の有事がいつ起きてもおかしくない状況になる可能性があります。

米CBSテレビが10日発表した世論調査で、トランプ政権が6日に行ったシリアへの攻撃について、米国民の57%が支持しているとの報道があり、これにより、第二段階の現実化も確率が上がりつつあります。